新連載に向けて、このnoteのあり方を決めた話。
久しぶりに「ふむの楽屋」の更新です。
先週は、こちらのnoteを書いていました。
僕の「ふむの楽屋」が、初見の人が入りにくい感じになっていたので、この自己紹介noteを毎回冒頭につけることにしました。
ここでざっくりと僕のことを知っていただけたら嬉しいです。▼
自己紹介noteを書きながら、このふむの楽屋で何を発信していくか、
改めて考えました。そして見えてきました。
「連載マンガにまつわる楽屋ばなし」
「作品の振り返り」
「未来への展望」
だなと。
「作品の振り返り」については、以前こちらのnoteに書きました。▼
僕がこれからやっていく「マンガ」とはなんだろうと考えた時に、やはり基本的に、読者の方にお届けする形式が「週刊連載」であることはしばらく変わらないだろうと思いました。
これまで「リアル・ユー(りさこのルール)」「REACH-無限の起業家-」という週刊連載2本を経て、連載の臨場感と速度感はマンガの醍醐味だよなと思うし、現代の膨大なエンタメ生産量の中で張り合うには、今のところはそのペースで世に出していくもの。
どうやってそのペースの中で、工夫をし、クオリティを上げ、新しく面白い、そして深く届く物語を作っていくか、を苦心し続けることになるから、そのことを記録していき、振り返っていくのがまずこのnoteという場だよなと改めて思いました。
その点で考えた時に、連載中の「REACH-無限の起業家-」や「リアル・ユー」について、どこまで記録していけてたのかというと、ぼんやりしていたのというのが正直なところで。もっと書けたよなと思う。そしてそれをしっかり書けていたら、作品自体ももっと良くなったし、読者の方の楽しみ方も立体的になったよなと、振り返りました。
REACHは今週日曜日に、最終回を迎えるので、最終回特別noteを書こうと思います。
マンガ家つのだふむは、連載前・連載中・連載後を繰り返していきます。
そして、連載中がピークで、連載中だけ輝く作家でありたくはない。
連載前も、連載の後も、届けられることは色々あるはず。
そうして、連載マンガにまつわる楽屋ばなしを発信したり、振り返ったりしながら、次はもっとこうしたい、という未来への展望を具体的に書いていくことになる。
だから、僕はマンガ家として連載を繰り返す中で、このnoteで
「連載マンガにまつわる楽屋ばなし」
「作品の振り返り」
「未来への展望」
を書いていくのがベストだな、と考えました。
そんなわけで、今週はまず。
連載準備中作品の一つ「コミネ(仮)」について、僕が年始から準備していたもの載せて振り返ろうと思う。
なぜなら、僕が「REACH」で手一杯になってしまい、「コミネ(仮)」についてどんな思索を巡らしていたかをまず見直すところから始めるのがいいかなと思ったので。
この「コミネ(仮)」という企画は、実在する「ポルシェのエンジンを修理させたら世界一の男」に取材をして、立ち上げた企画。
取材直後に、とりあえずキャラ立ち上げ的な4コマを描き始めました。▼
、、、、こんな感じで4コマを描いたあと(雑だねー)、ストーリーマンガ版の断片もいくつか描いて、しかしそれでも何か決め手にかける。
そこで編集の佐渡島さんが「スカイドライブ」という、実在する「空飛ぶクルマ」のライバルを出そうというアイディアを持ってきた!
さらに僕はそこで、「コミネは主人公よりサイドに回った方が魅力が出せるかもしれない。主人公を女性テストドライバーにして、彼女とコミネ、ライバルの三角関係とか」などと話し、アイディアが進んだ。
その超ざっくりプロットがこちら。▼
、、、まあ、勢いで描いたものなのでとても雑である。キャラの顔も適当だ。
一旦、それっぽいものを具現化させてみたという感じだ。
ここまでで、だいぶ長くなってしまった。
来週は、今週出していないこれまでのコミネ思索案も出しつつ、改めて企画を考えていくnoteにしていきます。
ここから、どんなふうに連載開始まで変化していくのか?
この「ふむの楽屋」で丁寧に追っていきたいと思う。
僕はずっと前から、noteをそういう使い方をしていきたかったのに、なぜかうまくできていない。今度こそはやっていきたい。
他にも連載予定のものがあり、今年から来年にかけても色々ざわざわしていくと思うので、お楽しみにしていてください!
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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創作とそれ以外の日常の、日々の振り返り日記です。
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出会いをぜんぶマンガにする、インサイド・ストーリー
出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…
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