新しい毎日習慣「映画暗記マンガ」によってオープニングが良くなった!
こんにちは。糸島移住漫画家のつのだふむです。
今日もノートのための 振り返りを録音しつつ、ボイシーをやりつつ、をやっていきたいと思っています。
それで、今週はかなりね、いい線まで来た「運命のリフォーカス」の 第1話のネームについて、さらにブラッシュアップをしていた1週間だったんですけど、
それと同時に新しい習慣を始めていて。
それが何かというと、
映画の冒頭をワンシーン見て、見た直後にネームに描き起こしてみるっていうことを試していて。
で、 次の日に映画を見直しながら精読して、自分が何を見逃していたのかとかをちゃんと見て、
「うわ、こんな大事なカットをかけてなかったのか」とかをもう1回知って、で、3日目にもう1回自分で思い出して描いてみる、、、みたいな習慣を毎日30分以内でやってます。仕事に入る前にね。
で、それをやったことによってですね、自分の漫画「運命のリフォーカス」のオープニングで足りてないこと、なんか身体的な緊張感とか痛みみたいなものが ないなと思って、それ、「ファイトクラブ」のオープニングからヒント出たんですけど。
運命のリフォーカスは
交通事故に遭って死んでる人の写真っていうところから元々始まったんですけども、そうじゃなくて、事故にあった瞬間、車とクラッシュして破片が飛び散っている瞬間、 写真、そこを切り取った1枚みたいなところから始まるっていうふう変えるだけで、なんかすごい衝撃とか、痛みとか、 なんか生と死の狭間、今まさに死ぬ、死のうとしているという場面っていう意味で、なんかこう、張り詰めてる感じが出たなと思って。
そのどこを切り取るかっていうだけでもね。
で、そっから始まることによって、 見る人の目も離さずに次のコマに運ばせることができるかもしれないなって思えたことが、今週のかなり大きい収穫でした。
で、そっから先はね、今まだちょっとうまく直せていってなくて。
自分の、そういう、なんか、なんか体に来るものがあったなみたいな、、、なんていうかな、冷や汗とか。ファイトクラブのオープニングは、銃口を口の中に突っ込まれてるところから始まるんですけども、なんか、、 銃の味とか、もう引き金引くだけで自分は死んでしまうっていう緊迫感とかね、心拍数の上がってる感じとか、なんかそれを感じれて、それを漫画でも、その、常にその、身体感覚を、 オープニングだけじゃなくて、ずっと入れていきたいななんて思って、その先も書き進めていたんですけど、
なんだろうな、それは大事なんだけど、 うん、結局、その、 それは確かにある。その、身体感覚は確かにある。そして、
そういう動きとか感覚があるっていうのがあったとしても、それをこう、 さらに編集して、どこは見せた方が効果的で、そこは見せない方がいいみたいな 編集をして、漫画にしていかなきゃいけないんですけど、ちょっと今週は、その、
主人公の気持ちにとか、心の声に寄り添った分、 編集をしないまま悩みを起こしていったなと気づいて。
主人公に リアルに寄り添えたとは思うんだけど、編集して時間を飛ばしたり、時間のコントロールがされないままで。
結局前よりも伝わるもの、 感情とか体感とか、伝わるものも減ってしまって、で、そうするとその面白さも減ってしまう、みたいな なことが起きたなっていうのが、今週わかったことですね。
で、あと、オープニングにこの漫画のテーマとなり得るようなナレーションが 少し入るわけですけど、そこはやっぱりちょっと堅苦しいというか、かなり 大きく構えた、うん、偉そうなご鞭達みたいな感じにどうしても今なってしまっていて。
さっき佐渡島さんと打ち合わせして、そういうんじゃなくて、もっと僕の本心というか、本音というか、 そういう僕の言葉がここははまらないといけないって話をして、
つのだふむはなんで漫画家を選んだのかと、 映像の道からね。
で、なんでやめずにいるのか、うん、やっぱりそれなんじゃないかという話をして、その、それはどういうつもりなのかと。
漫画家を選んだことは、どれだけ自分の意思であり 意志だと思うのか、それとも運命、こうならざるを得ない運命だったのかとか、なんかその辺 の心根を言葉にしていくんじゃないかっていう風なふうに受け取って、
自分の今とってる選択とかに対するそういう意識っていうのは、 意識というか、もう自分が感じてるものはあるはずなんですけど、それを改めて、うん、この漫画を描くことに の中に入れてくっていうのは、
ちょっとやはりこのオープニングでは忘れていたというかね、そういうものじゃないと、なんかどっかで思っていたので、
改めてちょっと、 オープニングのナレーションだっていう意識ではなくて、自分の言葉っていうのを ちょっと探ってみたいかなと思ってます。
言葉というか、自分が自分の運命をどう思ってるのか、どういう風な感じ方、考え方をしてるのかっていうのを、ちょっともう1回思ってみようかな。
で、ノートにすらすら書いてみようかなと思ってます。
で、体メタ認知なんですけど、今週で言うと、なんかすごく、 そうだな、
結構その、感情としては、自分的にはぐっときたり、
泣きそうになったりした瞬間があって、描きながら、 なんかそういう、ちゃんと自分の心をこう描こうとしてる感覚は確かにあったんですけど、なんか、はい、ぐっと入り込むってことと、ただ監督として そういうキャラクターを演出していくってことの、なんていうかな、ば、バランスというか、うーん、やっぱり まだそこら辺が掴めてなくて、うー、
あんまり居心地のいい感じではないというかね。
書きながら腰の座ってない感じは、まあ、あ、あったなというか、
こう、 進みの遅さとね、一気にバーって、こう、自分、物語とかキャラクターが走り出してはないから、 何かやっぱ、トラブルというか、問題はあるのかなっていうまま、引っかかってる感じというかね、か、固いものが。
ドバドバって、こう、出てく感じは、まだちょっとないな、何かが突っかかってんなっていう 感じがあって、スムーズに歩いていってる感じはないというかね。
うん、 先週は、でも、大き掴みがあって、で、今週、なんか少しまたじっくりになったなという感じです。
最後まで読んでくれてありがとう!
今週は、修正されたオープニングを載せます▼
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出会いをぜんぶマンガにする、インサイド・ストーリー
出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…
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