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絵でのコミュニケーションをしたいのだ

ふむダチの皆さん、こんばんわ!また更新遅れてごめんなさい。昨日はリビングでうたた寝しちゃって、そのまま朝までコースだった。部屋の電気もつけっぱなしで、飼ってるインコたちは「何!?白夜!?」と思ったことだろうよ。

さて

ちょうど今、「心を動かす1枚絵を描くにはどうしたらいいんだ」を考えたいと思っていたので、そのことを書こうと思います。

これから書くのは、主に「絵」と言いつつ文字やセリフを入れているものを例に出すので、一コママンガと言った方がいいかもですね。本当はセリフなしで表現したい。でもできていない、という現状があります。

昨日投稿したこちらの絵や▼

こちらの絵や▼

この絵や▼


この絵や▼


この絵▼


、、、をもとにセルフフィードバックしたいと思います。(なかなかイタいかもだけど、毎週読んでくれているふむダチとは共有していく。)

各絵は、いいね数に差があります。一番上の夕焼けの絵は、6000いいねを超えました。今も増えていて、コメントもたくさんついています。
次にいいねが多いのは、「ちょっとランニングしてくるわ」の絵です。

一番いいねが低いのは、巨大な泣いてる女の人の顔が交差点に横たわってる絵です。

どれも僕が同じ手法で描いた絵なので、「絵の良さ・悪さ」という抽象的なことを一旦差し引いて考えた時に、

この「いいねの数」のつき方は、「まず鑑賞者とコミュニケーションができているか」の差だな、と思いました。

コミュニケーションができている絵ほどいい絵か?と言うのは置いておいて、「シェアしたくなる」「この絵に返信したくなる」「この絵を元に会話したくなる」「描かれてあることを言いたくなる」、、、など。そのしやすさ。

テキストも入っておらず、投稿時の文章も入れていない、シュールな巨大女横たわり画は、この絵のなかでは一番どうリアクションしていいかわからないです。

「奏でる少年」というタイトルを入れた絵は、「ああ、そゆことね」がある。

タワマンとでかいイケメンの絵は、絵画展のポスターのタイトルパロディで絵のシュールな内容を説明しているので、コメディだな、と受け取ることはできる。

「思春期の息子が夜に急に」は、「わかる」「あるある」を呼び起こすまでの絵になっている。

一番シェアされてる「懐かしいね あの頃みんなマスクしてた」は、多分説明せずとも今一番シェアされて、コメントされる理由はわかると思う。

こうやって、いいね数の理由を文字で書く。野暮である。シンプルに絵の良さを追求せよ、と言う部分が抜け落ちた話ではある。そして「いいねの数」が良さの指標なのか?ということもそもそもある。そしておそらく、違うとも思う。

しかし「いいね」というのはコミュニケーションの指標にはなる。

美術館で見る名画にも、そこから読み取れる膨大な情報量があり、それを読みにいく人たちとの間ではコミュニケーションがうまれる。

だから僕の絵が名画には到底及ばん絵だとしても、コミュニケーションというか、伝えたい意図をがっつり込めることは大前提としてやることなのだと思う。意図がなければ、落書きだ。時に落書きもいいけれど、僕は意図をがっつり込めて絵を描きたい。
そして、とりあえずの指標として、いいねやコメント数を見るのはアリと思っている。僕がコミュニケーションすら放棄した絵を描いたら、そらあものすごい勢いで無視されることになる。

試しに、僕は文章を何もつけずに、以下の絵たちを投稿した。▼


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、、、僕的には、「密接に触れ合っている2人」ということだけ縛りにして、手の赴くままに描いたこれらの絵を連投したが、ものすごくスルーされ続けた。53000以上フォロワーがいるのに、20、30くらいしかいいねがつかない。

全くコミュニケーションになっていない。
シンプルに「絵の良さ」だけが接点となり、そのパワーもない。という事実!

ここまで書いて、一枚絵を描くときに必要な狙いはわかってきた。
次に描く絵では、深いコミュニケーションを狙ってみる。狙って、たくさん反応あったらコミュニケーションは成功。狙いまくったのにスルーなら、まだまだ人の心を掴むということをわかっていないことになる。

結果は、またここで報告します。投稿を待っててくれ!



ーーー

最近CGにも手を出し始めた。マンガ家仲間も結構やり始めた者が多い。▼

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モデリングしていく感覚が、立体を捉えたり構造でものを考えるのに役立っていくかもしれない。とりあえず毎日30分くらいずつ触っている。▼

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ーーーここから先の楽屋の奥は、僕のコルクでの創作日記を公開します。創作秘伝のタレです。ーーーー▼

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7,036字
地方移住したマンガ家とその家族が、日々の生活で何を思い、何を創作し、どう暮らしているかがわかります。

出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…

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