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「運命のリフォーカス」新1話のネーム初稿を公開。

こんにちは。糸島移住マンガ家のつのだふむです。

毎週金曜日に更新してるnoteがちょっと遅れてしまいました!

では、能書きは無しにして振り返っていきます。

つい先ほど「運命のリフォーカス」 第1話の新しいネームを最後まで通しました。

今フリップトゥーンに掲載中のバージョンでいうと、
3話の序盤までの展開をぎゅっと1話に収めました。


展開はスピーディーになって、かつ、 キャラクターも見せれるようにして。
で、バディものの気配を感じさせつつ、しかも57コマ。

前回「力のキャラクターを嫌な奴にする」と決めたのだけど、
そこからさらに「どんな嫌なやつなのにするか」っていうことを今週考えて。

それで考え直したのが、「嫌なやつ」というよりも、
「星哉が嫌なことを言われる瞬間を描く」ということ。

力は思ったことを初対面でも言ってくる人間で、
星哉は「こいつ嫌な奴!」って思う。

そのシーンを描くことで、同時に2人のキャラクターが垣間見える感じにしつつ、関係性もぱっと出来上がるっていうのを試してます。

もっともっと精度を上げれるかなとは思いつつも、
こういう速度感とこういう構造で1話が進むっていうのは、 僕の中ではほぼ確定だなという確信を得てます。

かなりパズルがはまった感じがあって、 この出会いのシーンがあるからその先も全部流れていき始めたなって描きながら思った。

あと今試していることは、「なんとなくのコマ運び」をどれだけやめられるか。

そのチェックの仕方。
まず1コマがあって、その次の2コマ目に続くわけですけど、
その1コマ目と2コマ目の繋がりがどれだけ面白いか。

面白いっていうのはもういろんな意味がありますけど、
その2コマを抜き出したときに何か感情を掻き立てるものがあるか?

つい読んじゃうとか、びっくりするとか、 緊張感があるとか、とにかく何かの意図が作用する2コマになっているか?っていうのをすごく考えて。

この2コマだったら、よし面白く歯車合ってるなと。
じゃあ、その2コマ目から次の3コマ目、なんとなくで運んでないか、、、みたいなことを、 今の自分の目で何度もチェックし続けているっていう状態で。

これをやってくと、必然的にコマ数が減ってくんですよね。

こういうコマ作用がいいなっていうのでやってくと、
最小限に収まるっていうか、面白くなるためには無駄なコマが入る余地がなくなってくる。
そうなると、 こう、必要最小限の中で、その次のコマがどんなふうにきたら面白く読めて、話も進んで、キャラクターも垣間見えるかっていうので、選択肢がどんどん狭まっていく。

すごい時間はかかるんですけど、 その1コマ目から2コマ目、2コマ目から3コマ目っていうのを繰り返し繰り返し見直してって、見直すほどコマ数が基本減ってくみたいなことが起きてて、で、濃度は上がるみたいな。

今週はそれをやりましたね。それをやりながら、どうにか今日、一応最後まで 手が届いたっていう感じです。

そのネームを、有料エリアから公開します。

編集の佐渡島さんやゆっきーさんも、このnoteで初めて読むものです。

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地方移住したマンガ家とその家族が、日々の生活で何を思い、何を創作し、どう暮らしているかがわかります。

出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…

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