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「映像ディレクターから転身したマンガ家だッ!」

こんにちは!つのだふむです。
初めて来てくれた人、ありがとうございます。今日もやっていきます。
ここは、マンガ家である僕が色々と創作の裏側や日常や記録を振り返っていく場所です。

こちらのnoteをザクっと読んでもらうと、より読みやすいかと思います!▼


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今日は、1月5日からTwitter上で連載がスタートした「ブランディングマン」の取材裏話と、それを踏まえての今週の僕の振り返りをして行こうと思います。

Twitterはあまりみないのよ〜noteだけ見ているので〜という人むけに、まずは、公開済みの『ブランディングマン』第一話と第二話を載せちゃいますね!▼


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ここまでが、現在公開されているブランディングマンです。

Twitterで基本先に公開されていくので、ぜひこちらもチェックしてください!

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◯ブランディングマン取材裏話・第二話

取材裏話、第一話はこちらで読めます。▼


僕が、西澤さんというエイトブランディングデザインのボスに取材しているさまをマンガにしているのが『ブランディングマン』なわけですが、マンガでは描ききれていない部分を、西澤さん本人が副音声として解説してくれているサイトがあります。

これです。▼

面白いので、ぜひ読んでみてください!僕のインコスーツについての極めて手厳しい言及などが読めます。


、、、さて、今週公開されたブランディングマン第2話では、僕が「映像ディレクター出身のマンガ家だ!」と気炎を吐きました。今回は、その自分のバックグラウンドについて、書いてみようと思います。
(取材裏話というより、今回は「僕の副音声」という感じです。)

「マンガのどこにそれが生かされているのか」と突っ込まれた部分。確かに僕の連載デビュー作『リアル・ユー』では、主人公の設定は映像制作会社のディレクター見習いではあるものの、マンガ表現として「これはさすが映像出身!」と、読者がハッとする部分があるかというと、ちょっと厳しいよなと我ながら思います。
縦スクロール演出で、一瞬映像出身ならではの感性を閃かせた瞬間もあったと言いたいところだけれど、大勢の読者が感動するほど、伝えられていなかったな〜。

とはいえ、僕はこうも思いました。
コルクの佐渡島さんに持ち込んだ作品は、確かに映像出身のパワーをたぎらせていた。

これです。▼


これは、逆に映像演出以外の部分、ストーリーとキャラ立てが弱くて、佐渡島さんと「マンガを一からやっていこう。初心者くん」となるきっかけとなった作品でもある。

だけどこれは、誰にも頼まれる事なく、仕事の後、家に帰って1人深夜まで毎日作っていたエネルギーもこもっていて、僕はそういう時にジャンルや規則に縛られず、自分の興奮するアイディアを込める節があり、映像のこういうのが出来上がった。
この感じは忘れずに、これからの作品も作る。

なんか、この「マンガと実写の境界線」へのフェチが僕の中に確実にあるのだと、その後僕が不意に作る作品をみて改めて自覚しはじめた。

例えば、今日投稿したこれ。▼

この、絵と実写の境界線のキワに、やけに快感がある。


昨日から、「自分が描きたい萌えのディティールを意識して絵を描く」を試していて、僕は「座っている姿」という枠で言うと、「あぐらを描いている女性」「ダボダボジーンズ」「立膝」などが好きだなと思い、ひたすら好きなポーズを探して、描いてみているのだが、
そこにもう一つ、萌える表現技法としての「実写と絵の境界」を取り入れて、自分の興奮をピークに持っていってみている。それはクラウドマンでもやっていたことだ。実はその境界が好きだということは、無意識だったので、驚いた。

こういうのを、ストーリーマンガの中で演出としてどうやって取り入れたら面白いだろう、どう取り入れたら、ストーリーやキャラクターをより引き立てるだろう、と考えて試していくことは、僕が映像出身の作家であることの「差異化」ポイントかもしれないな、と思った。僕が萌える「境界線」を他にも探したり。

僕は、誰もみたことがないものを出現させたいという気持ちがクラウドマンの頃からある。自分はどこで「差異化」したいのか。きっと自分の中にもう答えはあって、それを強く光らせて伝えていくことが、ブランディングマンを通してやっていきたいことだ。

呆れられている「インコスーツ」にも、何かきっとヒントはある。今のままではダメだけど、からきしダメなわけでもないかもしれない。つながるように思えないことが繋がった時、とびきり面白いことが起きそうな気がしませんか!


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ここから先は、僕の日記です!最後まで読んでくれてありがとうございました。
来週は、ブランディングマン第3話の先行公開ネームを載せます!

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地方移住したマンガ家とその家族が、日々の生活で何を思い、何を創作し、どう暮らしているかがわかります。

出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…

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