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気持ちの良い状態がなぜ気持ちいいのかを見ること

こんにちは。今週も週刊楽屋ばなしを見に来てくれてありがとう!
初めて来てくれた人も、ありがとうございます。
ここは、
マンガ家である僕が色々と創作の裏側や日常や記録を振り返っていく場所。

こちらのnoteをザクっと読んでもらうと、より読みやすいかと思います!▼

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▼この絵は、最近マンガ家仲間の定例会で、5分間で即興でプロフィール画像を描くというコンセプトの絵です。

なんだか奇妙な絵を描いてしまいましたね。なんだろうこれは。

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◯今日は、今週僕が不意に思った感覚について書きます。
「気持ちの良い状態」ということについてです。
大上段に構えた偉そうな話じゃなくて、ささやかなことなのですが。

例えばなんか、やけに楽しく気持ちよく、マンガが描けたりすることがあります。反対に、苦しく、疲れながら描くこともあります。

その2つの間には、どんな違いがあるのだろうか?
なぜ楽しく気持ちい時は、楽しく気持ち良いのか。苦しい時はなぜ苦しいのか。

その時の自分の状態、心や、行動、描いてる内容、そして状況がどうだったかを、良く考え、観察すると、色々見えてくるのではないか?

例えば、真似したくなるようなすごい作家のドキュメンタリーを見た後に筆を走らせていたからとか。友達と遊ぶ約束の前に終わらせようと、楽しみを前にして一気にやったからとか。部屋の室温、掃除の状況に一因があるかもしれない。
睡眠時間が、4時間でもなく10時間でもない、7時間の時だったからかもしれないし、ネームの描き方のスタイルが内容とはまったからかもしれない。

自分が「なんか今日、やけに調子いいぞ。気持ちいいぞ」という時の、発動条件を観察するというのは、実はすごくやる価値があるのではないか?

それは人ぞれぞれ違くて、単に一般的な睡眠時間とか健康的な食事とか、そういうもので測るのではなくて、自分ならではの気持ちよさの組み合わせがあるのではないか。

もし、自分のその発動条件を熟知できたなら、それに合わせた生活スタイルを作れる。調子が悪くなる発動条件を避けてスタイルを作ることができる。

今僕はフィットビットをつけて色々測っているけど、測っているだけである。
その数値が、自分にとってどんな意味があるのか、分かってない。
これじゃだめだ。

この発想でいろんなことを見ていくと、創作だけでなくて、どんな瞬間も、自分の「気持ちいい」にもっていくことが、いつか可能なのではないか?!

自分を知るとは、こういうことも含まれているのかもしれない。

これはまだ仮説だけれど、僕は毎朝日記と振り返りマンガを合わせて10分で描いてから、仕事を始める。実はこれが、とてもいい準備運動になっている説が俺の中で浮上している。
どんなに忙しくても、まずこれからやる。すると、少し心が落ち着く。
ただ、難しいのは、この日記も気持ちいい時とそうでない時がある。この日記を気持ちよく、時間内に描けた後の仕事は、そのまま調子が良いパターンが多い。気がする。
じゃあどんな時は気持ちよく描けているのか。そこを解像度高く見ていくのがいいかもしれない。そして、気持ち良く描けているときは内容もいいのか?その相関関係も気になるところだ。

、、、、今日も、こんなにも内側に向いた思考を最後まで読んでくれてありがとう、、、。(深夜1時30に書いているが、ちょっと気持ちいいな。なぜだろう、と観察。照明と室温、静寂は条件かもしれない。)


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ここから先は、僕の日記です!最後まで読んでくれてありがとうございました。
日記は文章と合わせて1、各日、1pマンガも描いてます。▼

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地方移住したマンガ家とその家族が、日々の生活で何を思い、何を創作し、どう暮らしているかがわかります。

出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…

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