つのだふむ動静2018年8月10日
トケイ・メガネのナカエ とうてい目がねえその中へ
さて、この日は佐渡島定例会だった。お伝えしたとおり、苦肉の策で、作者が主人公に呼び出されるというマンガを携えて挑む。心は落ち着かない。
ぼくはぼくの比ではない激務の佐渡島"ノットアロン"庸平と月に2回も打ち合わせをしている。超貴重な時間だ。毎回この会議のあとは、新たな知見を得て帰っている。そのためには、なにかとっかかりになる創作物を持ち込む必要がある。今回は本当に、やばかった。仕事、プライベート、日々のマンガ制作の三つ巴で、定例会用の長編ネームZeroを文字通りZero執筆だったのだ。ぼくは2日前から頭をかかえる。だめだ、現状スムーズに筆をすすめられる感じでもない上に、時間もない。どうしたらいいんだ。ピンチだ。、、、しかし、ピンチには必ず、チャンスになるアイデアが転がっている。
ようやく対応策を思いつく。今回は楽屋話にしよう。ただの楽屋話じゃない。主役に作者が詰められるという話だ。実はこれ、実話ベースである。ぼくが映画を撮っていた時に、役者陣に実際に詰められたシーンを思い出して描いた。おれはすべてを養分として創作していく。死以外は喜劇。夏目漱石先生の言葉が常にここにある。
とはいえ、内心冷や汗状態でコルクに向かうと、珍しく佐渡島さんが遅刻。あれ?これ、もしかして今日なくなるかな?と淡い期待というか、若干の助かった感を感じていると、佐渡島ノットアロンがでかいカメラと音声スタッフに囲まれながら、登場。めっちゃ取材中やんけ。
「ふむくん聞いてない?今日ふむくん撮るよ!」
まてまて、よりによって今日かい、、、!?
つづく。
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