福島でのバス釣り２日目。正直、この日記を今通勤中のコンクリートジャングルで書いてるが、めっちゃ釣り行きてえんだけど。
この日は無理せず8時30に出発。朝から犬がじゃれてきて、ほんと楽しい。猫はツンとしているが、それもかわいい。

んで出発。後半スタート。今日は釣るぞーーー！

とにかくすごい緑率の世界を進む。日本で一番人口密度が低いという町を通過。密度はモンゴルレベル。

夜来たら確実にヤバイ心霊トンネルを抜け、、

KOの甥っ子のひいろ、妻のおぶおぶと4人釣り体制で羽鳥湖に挑む！！昨日とは大きく変わり、湖だ！

川の流れが速く、まったく釣れる気がしない。

糸がからまったりルアーをロストしたりトラブルの多いひいろ。彼は一年前釣った一匹から釣りに取り憑かれたようだが、その一匹以来まだ一度も釣れてないらしい。今日セカンドバージン喪失なるか？その熱量はおれ以上かもしれない。

GIFの伊豆見にもらった、さかな手ぬぐいを装備。

釣れる気がして来た。

KO、かなりバスがいそうなたまり場を発見。ちょっと崖が危ないが、期待できそう！

、、、、、、、釣れない。あまりにも釣れないので、ツイートした。▼

おあとがよろしいところで、いったん近くの道の駅で昼休憩。

▲釣れてない奴の顔しすぎだろ笑

ヤーコンうどん。これ、運ばれて来たときに「ちょっと！おれ、うどんっつったのに、これそばだよ！！」と喉まで出かかったが、食べてビックリ。これ、麺にヤーコンが練り込まれてる、うどんなんです。ヤーコンが何かは教えないよ。

ヤーコンソフトめっちゃうまい。これまで食べたご当地ソフトでトップ3に入る。

魚食う釣れてないのに魚食う塩の部分が美味さ九割

と、一句読みつつ後半戦へ。。

湖は諦めて、改めてKOのホーム野池へ！！

ザッザッザッ

刻一刻と、時間だけが過ぎる。この野池で残された時間は90分。サッカー1試合ぶんだ。あっという間である。ここまで、おれは「一番釣れる」と言われたワームという芋虫みたいなルアーを起用していたが、ここまで結果が出ていない。
決断の時だ。

おれが釣りを全然知らない去年、かわいいから買った、1700円もするルアーと選手交代！！
高年俸選手だが、去年こいつでまったく結果が出なかったし、軽いからあんまり遠くに飛ばせない。狭い範囲で勝負に出る、賭けである。
夕暮れが近づき、日が沈んでくると、一箇所、日陰になるエリアができた。そこでこいつを垂らしていると、、、、、真下を、40センチはある巨大なバスの魚影が通過したのである！！！ここからのら30分は、超緊迫した30分。「上手くやれば釣れる。確実にそばにいる。」という状態での釣りは、ここまでの「釣れる気がしないな」という数時間とは比較にならないくらいの密度だった。おれは息をひそめ、高年俸ルアーを使って死んだ魚のふりをして浮かせたり、ピクっと動かして弱っているふりをしたり。すると、小バスたちが明らかに興味を持って近くに寄ってきているのが見えた！これは、、時間の問題だ。おれの演技力とバスの知能とのたたかい。おれは指に全神経を集中させ、死んだ魚になりきり、水面を見つめる。
KOが、「もう帰ろうか」とおれを呼びにくる1分前。次の瞬間、スローモーション。水面下から、ゆっくりと大口を開けて高年俸ルアーを飲み込んでいくバスが見えた

「きたーーーーーーーーー」

ここから先の記憶はほとんどない。ただ、写真に記録されていたので貼っておく。

この時、イッてます。

そしてものの数分で

針をはずして、池に返す。こんな無意味なことに、熱狂したのである。
無意味なことに熱狂するとき、そこには本当の意味がある気がした。そんな釣りの２日間だった。

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