週刊楽屋ばなし07
こんばんは!今日も楽屋に来てくれてありがとう、ふむダチのみんな。
つのだふむです。
今週は、週刊連載を始めて、トップクラスにネームが遅れてしまった!
物語が佳境だということもあるんだけれど、「あれ、どうやって面白い話って描くんだっけ?」というところまでいってしまった。でもみんなに読んでもらうのが楽しみな回がまたひとつできた。このつみかさねだ。
さて、金曜日はcakesでの連載の更新日でもあるのですが、(マガジンのアップが遅れて日付変わってしまった!)
来ました。現在2位!
どうか、皆さん、応援して1位に咲かせてください!😭
いつも2位止まりで、この1位の作品を一回も抜いたことがないのです。!
この松本千秋さんのマッチングアプリでいろんな人に出会うマンガ、面白くて鉄壁なんです。 マッチングアプリでの出会いも、クラス分けでの出会いも、会社での出会いも、全部等しく出会い。そう思います。
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先週、僕の「美人一年」が365日、完走したことをお伝えすることができました。
その日、所属するコルクでサプライズでお祝いをしてもらいました!!
その場にいたマンガ家仲間にもコメント書いてもらたりして。大感謝。嬉しい。
そして更に、昨日。もともとこの企画を発案して、僕の背中を押し続けてくれた師匠の会社から、一冊の本が届いた。▼
この本を見て、「ああ。師匠が、もう一年勉強し直せと、本をおくってくれたんだ」と思い、「厳しくもやさしい師匠、ありがとうございます」と、襟を正して本を開いた。
あれ?
こ、、、こりは、、、、、、、、、、、、。
ぼ、ぼきの美人一年の画集だーーーーーーーー!!!!!!!!!!
衝撃ののちに、感動と嬉しさがやってきました。
365枚、高品質な紙に僕の絵が印刷されて、しかもデザインですごく整えてもらっており、更にめちゃかっこいい表紙をつけて。
この本は、これから先僕が創作に挑む中で何度も立ち帰る、宝物になりました。
表紙がかっこいいが、中身の絵が本当に頭を抱える。。この痛みが、自分には原動力になりそうだな、と思ったのです。
その夜、久々に師匠とzoomでお話ししました。
僕は、まず一発打ちのめされました。
師匠がこの本の表紙を描いた時の動画を見せてくれたのですが、
ものの数分、ペンタブも使わず、筆圧も何も効いていない普通のパソコンのタッチパッドで描いている!!「もはや筆は選ばねえ」と言っていた。総製作時間20分。
常識をいかに捨てるか?ということはいつも教わってきたけれど、またしても目の当たりにして、めっちゃ感動してしまった。
そしてもう一発打ちのめされたこと。
このデザインには、もちろん師匠が込めた意図がある。
表紙と裏表紙のグラフィックをじっくり見て欲しい。
何が見えてくるだろうか?
ほとんどの人は、人の横顔は発見できるだろう。
ここに師匠が込めた意図を読みきれない俺に、師匠が解説をしてくれた。
365日の「美人一年」を終えた俺に、師匠が言いたかったことはこれだ。
「365回も美人を描くチャンスがあったのに、なんで20代以下ばかりなの?」
、、、このメッセージが、多重なニュアンスで、このデザインに込められている。
僕は、解説を聞いてしまったのだが、ぜひ、読み解いて見て欲しい。
「365回も美人を描くチャンスがあったのに、なんで20代以下ばかりなの?」
さ、30代もいます、、、と思いかけたが、同じことだ。
70歳が一人もいないのだ。
僕が持つ「美人」というものへの強烈な思い込み、偏見というやつが、はっきりと自覚させられた瞬間だった。
、、、絵とは、マンガとは、もちろん線や形、観察力の技術はある。
でも、それ以前に、この世界をどう捉えているか?どういう心であるのか?
まずは、そこなんだ、俺は1年間で、自分の心のあり方に気づかなかったんだ、見つめきれていなかったんだ、と、打ちのめされ、
ノックダウンされたのだった。
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◯ここからは、楽屋の奥にて、りさこのルール37話ネーム先行公開です!
お楽しみください。
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