
つのだふむネタノート9月29日
さきほど、新人編集者むーさん、こしのりょう先生とzoomミーティング終了。マンガについてたくさん喋った。ぼくが日々描き殴ってアップしているネームというふむ台があってこそできる会議。そして、ここまで何度も何度も直してきたからこそ、ようやく見ても描けるもの、というのが出てきた。
建築家の高松伸の発言。何千枚とスケッチをするが、どれも、良くない。しかし、描き続けていると、突如としてこれしかない!というものが描けると。だがおそろしいことに、これまで描いてきた何千枚の中に、その最後の一枚の片鱗すら見出せないのだという。だが、描き続けてきたことによって現れた一枚であることはたしかなんだと。
ぼくもきっと何千枚と描いていく中で、そういう体験をするだろうな。それは描いていくことでしかたどり着けない場所なのだろう。
▲新しい概念を得た後、描き直したマンガ。
新しい概念とは、「語り方」。概念を得る前のマンガはこれ。▼
演出とはこういうことなのだなあ。
#マンガ #マンガ家 #エッセイ #日記
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