プロフィール画像、背景込みで描けますか
こんにちは!つのだふむです。
初めて来てくれた人、ありがとうございます。
ここは、マンガ家である僕が色々と創作の裏側や日常や記録を振り返っていく場所。
更新が一日おくれてしまいましたね!今日もやっていきます。
こちらのnoteをザクっと読んでもらうと、より読みやすいかと思います!▼
今日は、先日マンガ家仲間とやって面白かったことの話。
僕はコルクのマンガ家の羽賀翔一、やじまけんじ、ホリプーと、毎週金曜日11時から1時間、欠かさずに定例会をしている。
これは絶対のルールで、もしどうしても外せない予定が入った場合は事前にその週のどこかにリスケの調整をお願いし、当日の変更、欠席、遅刻の場合は問答無用で全員に飯を奢らなくてはならない。僕は一度数分遅刻をしてみんなに飯を奢ったことがある。
そこまでして、その定例会は一体何を話すのかということだが、特に決まってはいないし、正直「何もなかったな」というような回も、そりゃある。
「これになんの意味があるのか?」といえば、「意味を見出せない」と思う人もいるかもしれない。
でも僕はこう考えている。今の自分が意味を見出せないとしても、それは自分の目が荒いからかもしれず、今の自分でジャッジをするのはよそうと。
これは続けた方がいいということを信頼する人が提案してきた枠組みなのであれば、一旦それに乗っかろう。それが今の僕のスタンス。
前置きが長くなってしまったが、こういう定例会を2年ぐらい続けているからこそ、生まれるカルチャーというものが出てくる。
先週、僕らは「自分のプロフィール画像、背景を含めて描けるか?」という問いを自分たちに投げかけて、実際それを10分で描いてみるというのをやった。
それってどういうこと?と思うだろう。毎週話し合ってきている僕らは、この言葉を元に、実際に動き出せる。この言葉が、自分たちの課題であり、これをどう描いていくかが、作家像を示しているということを、自分たちなりに確信しているのだ。
僕らなりの言葉をもち、カルチャーを持ち始める。そういうことが、長い時間をかけて、下地となって、チラチラと見え始める。これは、一朝一夕ではできない。このnoteもそうだけど、「それ、どんだけ意味あるの?」と言われながらも続けていることから、チラチラ見え始めるものがある。
ちなみにこれが、僕がその時に描いた「背景入りのプロフィール画像」だ。
こういうものを全員が描き、全員がこの絵から感じたものをディスクリプションして話した。それがとても面白かった。
例えば、僕はこの絵でうんこをしているが、そのうんこと雲が似ていて、雲は画面いっぱいにひろがっている、うんこ=創作の無限の広がりを表現しているだとか、鳥籠のようでいて、床は抜けていて空に繋がっていることとか、奥さんはそのうんこ雲に乗っかっていることとか、他にも色々とディスクリプションして意図を汲み取られた。それが面白すぎた。
とにかく、具体的に絵を目の前にサッと生み出し、それを元に抽象と具象を行き来する会話をすることは、とてもワクワクするし相手に興味をより持つことができる会話の方法だった。
僕らはこれをとても気にいり、毎週することにしたのである。
近々、この4人が、自分とは何かを明確にしていく様を伝えられたら嬉しい。
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「問いのりさこ」シリーズ、そろそろもう一段変革を考えている。このシリーズはなんなのか。?それをこのあたりで一度ちゃんと見つめる。
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日記は文章と合わせて1、各日、1pマンガも描いてます。
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出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…
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