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週刊楽屋ばなし11ー最終回のあとー

更新が遅くなってしまい、申し訳ありません!

つのだふむです。ふむダチの皆さん、こんばんわ!

今週は、LINEマンガで連載していた「りさこのルール」が最終回を迎え、一つの区切りとしての楽屋ばなしをしようと思う。

今日の楽屋ばなしは、このようなラインナップです▼

1、最終回第40話「人生最高の日へ。」の裏話
2、「オンラインふむ会2020〜オンラインでもこんな良い〜」
3、★新連載準備ノート先行公開(有料部分)


1、最終回第40話「人生最高の日へ。」の裏話

一応、これを読んでくれているふむダチは、最終回も読んでくれているという前提で書きます!

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まず、この最終回の週。誕生日の週でもあったのですが、僕は誕生日に体調を崩して寝込み、プロット段階でとまり、ネームもできずにおりました、、、、。

ここまで、だいぶ休みを取れずに毎週原稿に挑んでいて、疲れがピークとなり、どうにも体が持たずにダウン。
全然原稿が描けずに、諦めて、コルクスタジオに連絡を入れて、ずっと寝ました、、、。

コルクスタジオの要・長谷川さんが、LINEさんと交渉をしてくれて、なんと、締め切りを5日間も伸ばしてくれたんです!!!!
「最終回ですしね」という、LINEさん側の熱い計らいもあったそう。
内部にりさこのルールを応援してくれてる方もいるそうで、まさにこの最終回の内容も相まって、自分はなんと助けられて生きてるのだろうと感じたものです。

さて、そんなこんなで2週間近くのお時間をもらって、挑んだ最終回。

担当編集の佐渡島さんに「最終回、クオリティを上げたいからアシスタントを増やしたい、とか、そういうアプローチをコルクにどんどんするのはアリなんだよ。」と、定例会で言われた。

僕はまだまだ先入観にとらわれていた。
僕はコルクに雇われているわけではない。共闘しているのだ。
一緒に最高の作品を作り、世界を目指しているのだ。
作品をよくするための相談を、していけない理由など一つもないのだった。

このことは、今も何度も思い出すべき重要なことだと思っている。

締め切りだとか、予算だとか、そういうことをハナから言い訳にしてクオリティの上限を勝手に設定することほど、馬鹿なことはない。

読者にはそんな状況は関係のないことで、「ちょっと事情があってこのくらいのクオリティではありますが、、」って差し出されたもの、誰が見たいだろうか、、、?

そんな暇あったら、ディズニーを観るし、Netflixを観る。

そんなわけで、今回、いつも背景を一部担当してくれているコルクスタジオの酒井さんに加えて、コルクのマンガ家仲間の惑丸くんに、カラーリングをお願いすることにしたのだった。

▼彼は、今日公開されたコルク荘のドキュメンタリーにも登場します。
この回は、どうやら彼メインではないみたいだけど。


、、、惑丸くんには、カラー作業をお願いしながら、内容についても密に話した。僕が思い付いたままのことを、壁打ち相手のように投げた。

彼も自分の仕事、作品をいくつも抱えているはずなのに、ずっと付き合ってくれる。

彼は元々、贈り主だなと思う。

りさこのルールの連載直前、閉店する渋谷東急の壁にりさこの絵を描いた時も、手伝いに来てくれた。
彼と秋野ひろくんが手伝いに来てくれて、惑丸くんは最後までいてくれた。

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最後までいた者に授けられし「シュクリム」を口に嵌め込む三銃士



———

さて、2週間という時間をもらい、惑丸くんが参戦するというこれまでにない状態で挑んだ最終回。

自分としては、この第40話が一番いい絵が描けたと思う。
コマ数もいつもの倍近くあり、いただいた期間に見合った最長具合だったが、その長さにスタミナが切れることなく、やり抜いたと思う。

描き終えた後の僕の感想は、

「ネームも粘った。絵も粘った。悔いはない!」

だった。(今見ると、いやいや、とは思うよ。)

◯最終回を徹夜で描いている真っ最中、担当編集佐渡島さんと、このような対談の撮影をしたのだけれど、この時からもうなんとなく、悔いはないような(まぬけ)顔を晒している。変なことを言ってそうなので、まだ未見である。▼


さて、その悔いなし原稿が、ついに公開されたのが、今週の水曜日のこと。


コメント欄は、どうだったか?


現時点で66ものコメントがついているけれど、そこで最も多いワードは何か。

そう。


「打ち切り」である。


みんな、打ち切りで突然終わった、という印象を抱いてしまった。


ぬおーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!


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(僕の中のノンスタイル井上さんによって、どうにか精神を保つ)


この辺りの話は、この後で改めて告知する「オンラインふむ会」で話したいと思う。話し合いたいと思う!!

もちろん、最高だったと書いてくれた人も言ってくれた人もいる。ありがたい。

ともかく転がる石のようなマンガだった。

マンガを飛び出して、こんなサイトだってできた。▼

「リアル・ユー」で検索すると、、、

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トップに出てきちゃうんだから。



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2、「オンラインふむ会2020〜オンラインでもこんな良い〜」

上でも述べた、最終回のことを含めた、この「りさこのルール」LINEマンガ週刊連載がなんだったのか?という振り返りを、僕とふむダチの皆さんでやる会を設けたいと思います!!

「オンラインふむ会2020〜オンラインでもこんな良い〜」

日付と時間は未定なのだけれど、例えば来週12/12(土)とかどうかしら。。
もしこれを読んだふむダチの方は、コメント欄で書き込んでもらえると嬉しい!
TwitterのダイレクトメッセージでもOKです!▼

(数日誰もリアクションなかったら僕の方から声かけしていきます!笑)



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3、★新連載準備ノート先行公開


さて。

実は、本題はここから。


りさこのルールの振り返りをする、という話をここまでしてきた。


振り返る理由は、

前に向き直るため。


実は、すでに新連載に向けた企画を走らせています。

取材は10月にしていて。

連載を終えた後、毎日、連載までの企画noteをつけているんです。


それを、有料部分で公開していくことにしました!


ネームの断片とかもすでに描き始めています。

今回公開するのは、企画の根幹となるnote。

ここまで購読してくれている方、本当にありがとう。

少しずつだけど、この先とてつもない価値になっていくようなものが溜まっていくと思っています。

このnoteの所信表明「ふむの楽屋と僕」で書いたことを、貫き通していこうと思う!!


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