移住して2ヶ月が経った。今週の日記。
今週も週刊楽屋ばなしを見に来てくれてありがとう!
ここは、
マンガ家である僕が色々と創作の裏側や日常や記録を振り返っていく場所。
2ヶ月前には、福岡県の糸島に移住しちゃいました!!
そんな僕のこれまでは、
こちらのnoteをザクっと読んでもらえると!▼
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雑感
先週のnoteで、「余白」について考えているなどを書いたが。
今週は、自分の時間の使い方について、色々考えた。
主に、マンガの仕事のこと。
僕は今「どれだけたくさんのネームを描けるか」ということに、フォーカスしようとしている。
この2週間、マンガ家仲間のやじまけんじと、一緒に4時間ネームを描いて、その時間内で、決めた1話(原作付き)を描き切るという仕事の仕方をしてみたのだが、
これがすごく良くて。
4時間できっちり終わらせることができるし、一緒に描くから燃えるし、
一番大きな気づきは、あらかじめ彼とスケジュールを決めてあるから、そこの時間をブロックするんですよね。だから途中に別の予定が入って分断されたりしない。
良く考えたら、ネームだからって、なんで今までずらせたりしてたんだろう?
自分がネーム描く時間を調整して、ずらせばいいか、と、他の急な打ち合わせや予定を入れたりしちゃっていたけど、なんでそういう予定よりネームが常に調整される側だったのだろうかと。
複数抱えているネームがいまいち進みが遅い理由の一つが、こういうところにあったのかもしれないと思って、編集チームとも共有した。
佐渡島さんとの定例会でも、この話題を出したところ、話が展開して、
「リズム」というキーワードがでた。
それぞれが複数の仕事を抱える中で、チームとして作品を世に出していく時に、会社としての「リズム」があるかないか。
出版社は、雑誌の発売曜日が決まっていたから、全員が自然とそのサイクルのリズムで仕事をしていて、足並みが勝手に揃っていた。
でも、コルクは、雑誌を出す出版社じゃないから、
意識的にリズムを作らないと、リズムが「ない」状態のままである。
僕がネームを描くリズムを作れていないことが、実は組織としてのリズムのなさも影響しているのかもしれない。
だから、僕がネームを描くリズムを作るためには、僕が個人的にリズムを作るだけではなく、組織としてのリズムが生まれていかないといけない。
どうすればそれができるか。
とにかく本気で行動と意識を変えていくしかない。すぐには出来ないかもだけど、リズムを作ることが、長い目で見た時に大きな差になる気がした。
リズムは、ネームの描き方そのものにもある。
やじまくんと4時間ネームアタックを何回か繰り返すうちに、
そこには微かにリズムが生まれてきていた。
早く最後まで描くには、まず原作にあるセリフをそのまま原稿に並べる。
そのセリフを読んでいって、気持ちいいリズムの距離感でざっくり置いていく。
そこに合わせてコマを割っていって、絵を入れながらセリフ位置も微調整していく。
原作があるものであれば、キャラクターをある程度かためた状態であれば、
このやり方で、4時間で50ー70コマ描ける。
このリズムを把握すると、スケジュールが明確に切れるようになる。
僕の次の課題は、
原作がなくて、題材だけがあるものを描くリズム、
初稿じゃなくて修正のネームを直して磨いていくときのリズム、
を身につけていくこと。、
これからしばらくは、あえて「リズム」という言葉をチーム内で頻繁に使うことによって、目線を揃えていきたい。
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お知らせ。
実は、、、、
3ヶ月前に、立ち上げたつのだふむのファンクラブ「ふむ会」、
入会者限定グッズを鋭意製作中なのですが、なんと、、、、
このグッズが、ファンクラブ立ち上げから3ヶ月限定の特典だということをつい先日知りました!!▼
つまりあと1週間で、この限定グッズは締め切られるわけですが、
現在の入会者は「5人」。
たった5部しか印刷されない、カルト的な奇書ができあがろうとしています、、、、山内さんという、コルクのプロライターが書いてくれているのだけど、たった5部。
これを書いている今、一人新しい入会者があったと連絡が来ました。6部!6部です。
とにかく、相当レア本になるので、僕がこれから先にビッグクリエーターになった時に、ものすごい価値がつく本になる。そんなイメージで、今、このグッズを作っています。
限定グッズ締め切りまであと7日!!
ファンクラブ「ふむ会」とふむダチへの想いは、ここにマンガでしたためました。▼
今週のいただきますマガジン更新しました。▼
東京にいた頃より、不健康な食事がグッと減りました。
Voicy、相変わらずほぼ日で更新しています。
最近は、ヤバハウスについて話すだけでなくて、そろそろ違う章にいこうと思っている矢先に、やっぱりヤバハウスでの出来事が起きたりして、まだヤバハウス話しています。▼
ブランディングマン、連載再開しました!いよいよクライマックスに向けて、走り始めます。このマンガのクライマックスとは。▼
Twitterぜひチェックしてください。
ブランディングマン、まとめ▼
実は今の僕が描いてるもので、どうやら一番ヒキのあるコンテンツとなっている
「糸島STORY」、今週もなんとか更新しました。▼
僕のTwitter投稿や、Voicyで、このマンガで起こる出来事は先行してお伝えしていて、全部チェックしてくれてるコアなふむダチは、実際起きたことがマンガでどう描かれているかまで楽しんでくれていたら嬉しい。
○今週の作品振り返り
「もしも名門サッカークラブの名コーチがマンガスタジオをコーチングしたら。」(仮)
のネームを毎週1話ずつ、ここで公開して行きます。
どうにか、崩壊したスケジュールを立て直し始め、2話のネームを最後まで描きました。
ここから先は
出会いをぜんぶマンガにする、インサイド・ストーリー
出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…
ふむダチのみなさま、ほんのひとつのいいねやコメントが僕の日々の力を倍増させます!ありがとう。サポートなんてされた日には、昼飯にプラス100円でオプションのおかずつけちゃうくらい気持ちがはずむよ。ふむダチに見てもらえてるということが元気玉になる。!