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りさこのルール、次回29話ネーム先行公開します。

今週も楽屋に来てくれてありがとうございます。

激闘を終え、またすぐに戦場へと戻る

つのだのところのふむちゃんです。

今日は、これから

やじまけんじくんの「コッペくん最終回記念パーティ」に行ってきます。

▲やじまけんじくんのnote

やじまくんがものすごく頭を悩ませながら、
素晴らしい最終回を完成させていく姿を近くで見ておりました。

物語にどういう決着をつけるのか?というのは、貴重な経験だと思います。

これは担当編集の佐渡島さんが言ってたのですが、

物語を始める経験はいくつもあっても、終わらせる経験は一流でも少ない。

最終回を迎えずに、だらだら続いていたり、連載休止になっていたり。

現実の人間関係も、始まりは明快でも、終わり方がうやむやで終わる事が多い。

確かにそうだなと思った。

そして手塚治虫は、圧倒的に、無数の最終回を経験している。

しっかりと人生を何度も生きているかのようだ。

手塚治虫はよく僕に語りかけてくる。これは、そのマンガ。▲

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作品がヒットしたら、それを長く続けて、渾身の最終回を一回経験するよりも、
何度も物語を生み出し、毎回しっかりと最終回を描く。

僕らは、その豊かさを目指そう。

よくネタにされる、打ち切りの「僕らの冒険はまだ、始まったばかりだ」という言葉。あれがなぜネタにされるのかというと、
「始まったばかり」という言葉が「だからぼんやりした最終回です」という言い訳にしかなっていないからだろうな。

これから、本当の冒険が始まっていく、その前日譚としてすばらしいものであれば、しっかりそのセリフは届くはずだ。

最終回を諦めずにしっかりと決着をつける。
それは、そこまでに描いてきた物語にしっかりと向き合うという事だと思う。

キャラクターたちが生きているならば、そこまで生きてきたキャラクターたちの行動、思い、関係、全てを無視せずに向き合えば、自ずと最終回はしっかりとしたものになるはずなんだと思う。

今回、コッペくんの素晴らしい最終回が出来上がるまでを見ていて、心底思った事です。

コッペくん最終話へのカウントダウン記念で、やじまくんがTwitterで第一話から無料公開して行っているので、ぜひ読んでみてください!LINEマンガの連載とは違い、見開きバージョンです!▼




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さて、ここから先は楽屋の奥。来週火曜日に更新される、りさこのルールの29話のネームを置いておきます。虎に噛まれる、というヒキを作った前週のバトンをうけとった僕は、何を描いたか、、、。

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地方移住したマンガ家とその家族が、日々の生活で何を思い、何を創作し、どう暮らしているかがわかります。

出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…

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