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りさこのルールの超いい23話ネーム先行公開

自分で「超いい」と言って、ハードルを上げてしまったが、「つまらないものですが」というハードルを下げる行為はこの先未来永劫するつもりはない!
僕はもう、自分がダサいと思うことをどれだけしないか?自分がかっこいいと思えることをどれだけするか?だけを人生の行動基準にするのだ。


さて、35歳である。僕の年齢だ。いまだに、書類で年齢を書くときに「32」とか書きそうになる。32より年齢が先に進んだ記憶がない。そのくらい、年齢を気にせずにここ数年生きてしまった。

「6歳の僕が大人になるまで。」という映画がある。
リチャードリンクエーターという、「時の流れ」そのものをいつも主人公に据えているような、名匠だ。この映画は、実際に12年の年月をかけて、同じ俳優で撮影をし続けたとんでもない作品だ。
映像も、12年前の画質で、映り込むカルチャーも12年前。当然人物も12歳若い。
そこから物語の進行とともに、徐々に全てが現在に近づいてくる。そのめまいがするようなリアルな時間の流れを突きつけられて、序盤からクラクラする。

僕は最近、この映画の予告編を見て、テンションを上げてからネームに臨む。
毎回最後に泣きそうになって見終える。劇場で見たときは、席からしばらく動けなかったくらい感動したのだ。
「これは俺だな。俺だけのことだ」と、思ってしまった。そう思わせたら作品は星で評価できない。マイベストになってしまう。この映画について、他の人の意見とか全く気にならない。そして、何度も見ようとする気もない。実際、映画館で観たきり観ていない。でも、この映画を、その時に観たこと、今また、僕が創作に向き合うときにこの映画の予告編でテンションを上げていること、その全てがぼくを作っているなと思う。
ぼくが生み出す作品も、世界の誰か1人にでも、そのようなものになれたらいいなと思って作る。

予告編の方が本編より良い、という映画が溢れているが、この映画に関しては、この予告編を持ってしても、本編の方がずっといい。ラストカットと、そこのモノローグは、今でも心に焼き付いている。


ここからはハードルを上げてしまった23話のネーム!有料マガジンにて、お楽しみください、、、!!!

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