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思い込みをどうほぐしていくか

思い込みは、創作にとってじゃまだ。常識を常識として疑わないことにはじまり、他者の気持ちを決めつけ、自分の気持ちを決めつけ、観察をしない状態になる。決めつけた相手や自分の気持ちが、あっていようが間違っていようが、そこから思考を深めないことが、創作にとって停滞になる。ぼくも、それは頭ではわかっているから、思い込みをしないように、意識はしているんだけど、思い込みはどこにでもすぐ顔を出すから、常に気を張ってないとならない。いつのまにか、すぐ、思い込んで停滞した世界にいることがよくある。

まずは、フラットな目線で観察する。これまでの経験に頼らず、目に映る情報を、冷静に受け止める。最近、街の人のスケッチをしているんだけど、これはその訓練にもなっていると気づいた。顔と首の繋がり方、服の襟、電車のシート、、なんとなく知った気になっていたものを、もう一度冷静に観察して、描き写す。その人は、どんな人か?目に映る情報だけで、組み立てる。これは、思い込みではなく「予想」。似て非なるもの。たとえば、スケッチした人物に、セリフをつけてみる。「思い込み」が強いと、その人が言ってるように見えず、面白くない。予想が的確だと、言っているように見える。思い込みは第三者には共感できず「?」となるが、「予想」になっていれば、「言いそう!」となりウケる。

ぼくはまだまだ、思い込みが強いと思う。すごく良い言い方をすれば、世界観 だけど、第三者に共感できない世界観を築いてるつもりはないわけだから、それは思い込みが激しいということだ。

これをうまくほぐしていかないと、みんなが楽しみまくる大ヒット作は作れない。作らない、じゃなく、作れない。その大目標がまだ達成できていないことはさることながら、日々の小目標、思い込みをほぐしていくことも、なかなかスムーズにいかず、落ち込む。自分がなかなか変わっていっていない感覚。まだ、ここか。

一流になる、そのために、一つずつクリアしていく。生半可なやり方では間に合わなそうだ。いろいろ日々、工夫が必要だろう。自分の意識を変えていくための、工夫。スケッチを始めたことは、変化になった。他にも、まず習慣をいくつか変えてみようと思う。noteのこのコーナーも、習慣にはなってるけど、沢山の人を楽しませるエンターテイメントになっていないから、明確に変化させる必要を感じている。このような自問自答としては、機能しているけれど。どうせなら、自問自答エンタメにしたき。
、、、ここまでグダグダいってることと矛盾するようだけど、とにかく難しく考えないことが、今のぼくには一番必要なことらしい。昨日の佐渡島さんとの定例会で言われて納得した。答えは曲がりくねった道の先の遠くにあると思い込んでるけど、一歩先の足元にあることも良くあるんだね。

まずは。
ぼくは習慣を変える。

#日記 #エッセイ #イラスト #絵 #漫画家

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