「なんでこんな目に遭うの？」ということが、人生では起きる。その時は絶望の淵にいても、あとあと、あれには意味があり、今自分が生きる上で重要なポイントになっている、ということがある。もちろん、これから先、そう思えないレベルの出来事が来たら、こんな風には思えないかもしれない。でも今のところ僕は、そのようにしてあらゆる「ダメージくらった出来事」や「なんかよくわからない出来事」の意味を後で回収し、啓示としてとらえなおしている。

「なんでこんな目に遭うの？」という言葉を、「目」とかけているシーン。けしてただのダジャレではなく、生きていると一つの時間の中でこういう重層的な感覚を得ることがあって、その比喩として、このような表現をした。僕は相変わらずラップクルーで曲作りに参加していて、リリックを書くが(新曲では体が弱くすぐ体調崩すことへの怒りを書いた)、ラップで韻を踏んでいくと、思っても見なかった角度から意味をとらえることができたりする。言葉遊び、というのは、この世で起きている目に見えない重層的なマターを表現するのに合っているのかもしれない。

昨夜は疲れがすごいので早めに寝たけど、また咳が出始めてしまって、眠りが浅かったように感じる。痔の手術を受けているという最悪な夢もみた。麻酔が効いてるけど、なんか嫌だというところまでリアルに感覚が再現されていた。あと「これこのまま漫画にしたら、なかなか面白いな」という話が夢の中で浮かんだけど、もちろん覚えていない。こういうのは大抵つまらないから、OK。

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