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実はセルフリメイク、の話。


こんにちは!つのだふむです。
初めて来てくれた人、ありがとうございます。
ここは、マンガ家である僕が色々と創作の裏側や日常や記録を振り返っていく場所です。

こちらのnoteをザクっと読んでもらうと、より読みやすいかと思います!▼




今日は、自分の作品についての振り返りを少ししたいと思います。


まずはこちらをご覧ください。▼




この2作、実はリメイクなんです。

ほぼおんなじ内容のものを、3ヶ月前くらいにも投稿していて。

ただ、その時は全然読まれませんでした。▼




僕はこれにいくつか仮説を持っています。

まず一番大きいのは、この主人公の「りさこ」というキャラクターをフォロワーに根付かせてから、リメイクをしたこと。

次に、僕自身のキャラクターを常に相方として登場させて、やりとりと関係を読みやすく、愛着湧きやすくしていること。

絵を少しだけ丁寧にしていることも関係なくはないかとは思いますが、上の二つが一番大きい理由なんじゃないかと仮説しています。


僕がこの1ページ漫画や、リアルユーなどの長編映画、コンペの4p漫画などをTwitterで出すときは、常に実験精神を持って挑もうと思っています。

週刊連載をはじめるときのヒントが、常にあると感じるからです。

同じ投稿でもいいねに差がつく理由、それを探ることが、面白いと感じる連載を作ることのヒントになる、無料実験場としてTwitterは最高だなと感じます。

実験だけど、練習場じゃなくて、そこは本番で、ファンになってもらえたり嫌われたり、無視されたり、そこ紛れもなく現場だなと思っています。

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Twitterで連載してたものを、自分でコンビニで印刷して具現化。とても楽しいお店やさんごっこです。これは、昨日のふむ会来場者限定でプレゼントしたもの。



マンガと合わせて、僕は最近Twitterでは「3分イラスト」というのをやってみています。

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3分で絵を描くには、「何を描こうかな」と考えている隙はなくて、手が先に動いて、それを目が認識して「こういう絵ができそうに見える」と感じて、その方向に向かって、絵を完成させていきます。

顔に見えてきたら、顔にしていくし、追われている人に見えたら、そのように絵がなっていきます。

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時間を制限する中で、その手法に今は行き着いたのですが、これ、実は絵だけじゃなくて、ネームとかでも活かせるかもしれないと実感してきています。

時間をタイトに制限してネーム創作を始めると、「どんな構成にしようかな、どんなコマ割りで行くかな」と考え切ってからスタートする時間がありません。

それで、考え切らずに、割り切って、描き始めます。すると、ノリで出てくる演出とか会話が生まれて、それに引っ張られる形で描ききろうと思っていきます。

思考より先に、手の動き、描かれたものを認識する目、がきます。

抽象的な絵画と、ネームの作り方が全く同じにできるわけがないという先入観を一度外して、「できる」と思って開発しています。

ネームはまだ、理想通りにはできてなくて、気を抜くといつもの自分が「もうちょい構成と情報整理して考えよう」と顔を出してきて、それとの戦いになります。しかし、悩んでいるときは、悩み続けてもそこまで最高のアイディアに至らないことが多く、一度適当にラストまで描き切って、時間を空けて見直した方が、短い時間で、いいネームに直せる実感があります。悩んだ時に、この冷静な事実をどれだけ思い出して、割り切れるかの勝負を、今しています。。


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昨日は、待ちに待った「ひさびさのふむ会」でした。

これまでで一番、力まず、自然体で、みんなと会話する会になったと感じました。本当に楽しかった。こういうことを永遠に続けられたら、僕は幸福だと思った。みんな、ありがとう!


最後まで読んでくれてありがとうございます!

ここから先は、僕の日記です。

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地方移住したマンガ家とその家族が、日々の生活で何を思い、何を創作し、どう暮らしているかがわかります。

出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…

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