主人公が主人公であるための信念とは。
先ほど、生配信している佐渡島さんとの定例会で、キャラクターについてすごくいい議論ができたので、記録しておきます。
今回は「りさこのルール」の19話のネーム(有料で公開中)を元に、打ち合わせをしたのだけれど、
19話にしてはじめて、園田が信念らしきものを見せた!という話になった。
端的に言うと、尊敬する先輩を危険に巻き込まないために、葛藤しながら苦渋の決断をするのだけれど、そのシーンで、「園田はそういう信念で、そういう行動を取れる男なんだ」ということが表現された。
佐渡島さん曰く、
「自由と他由」の概念でいうと(佐渡島さんのこちらのnote参照)、園田は「自由」の行動を取ったと。
例えば、A、Bどちらを選ぶか?という選択を与えられたとき、どちらかを選ぶのは、「他由」。
そこでCを自ら作り出して、Cの選択をするのが「自由」といえる。
自由の行動をとることができる人は、揺るぎない信念がある。他者に行動をコントロールされないからだ。
超おもしろい物語とは、第一話でこの信念と、信念ゆえの自由がみえるものだ!
という仮説が立った。僕は19話かかってしまったが、、、!
まず一話で、揺るぎない信念と自由な行動が示され、そこから先、信念が試されるような出来事が起こり続ける。それが「物語」なのではないか!
どうだろう?
僕にはすごく納得感があった!
今、ものすごく話題のNetflixドラマ「梨泰院クラス」は、これのお手本のような物語だと感じる。
ぜひいろんな意見を聞かせてほしいです!
打ち合わせの生配信は、基本的には毎週水曜日と金曜日にやってます!来週以降の予定です。
ぜひ視聴してみてください!▼
6月 17日 (水曜日)⋅午後4:30~5:00
6月 19日 (金曜日)⋅午後5:00~5:30
6月 24日 (水曜日)⋅午後5:30~6:00
6月 26日 (金曜日)⋅午後5:30~6:00
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出会いをぜんぶマンガにする、インサイド・ストーリー
出会いをぜんぶ、マンガにする。 自分の生活と、どんな出来事も味わい、マンガにしていくマンガ家の日々の日記と、移住した糸島での暮らしを描いた…
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